ドキュメンタリー映画の部屋inアジア

アジアのドキュメンタリー映画専門チャンネル「アジアンドキュメンタリーズ」配信作品の感想を綴っていきます。

はじめに――「アジアンドキュメンタリーズ」との出会い

 

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 私がドキュメンタリー映画と出会ったのは、ごく最近のことです。

 きっかけとなったのは、Twitterの広告で見つけた「アジアンドキュメンタリーズ」という動画配信サービスでした。

 コロナ禍で家籠りが推奨されるようになってからもう随分経ちますが、その影響で様々な動画配信サービスを利用するようになりました。「アジアンドキュメンタリーズ」もその一つです。

 このチャンネルの特長は、なんといっても、日本を含むアジアを舞台にしたドキュメンタリー映画のみを取り扱っているということでしょう。ドキュメンタリー映画、だけです。そんな専門チャンネルは、過去になかったのではないでしょうか。

 ドキュメンタリー映画の魅力は、実際の社会の一面を、作家の感受性によって、感情表現豊かに捉えていることだと思います。映画を見ているのに、まるでその場にいるような臨場感、そして、映し出された感情のうねりに、押しつぶされそうになるのです。

 現在、ドキュメンタリー映画というジャンルは、日本ではマイナーなものでしょう。アジアンドキュメンタリーズは、この現状を打破し、埋もれている優れたドキュメンタリー作品を発掘することを標榜し、厳選された作品を毎月配信しています。

 さまざまな映像コンテンツが増える一方で、ドキュメンタリーを一度も見たことがない人が増えています。ドキュメンタリーが衰退しているのではないか。私たちには、そんな危機感がありました。人生を豊かにしてくれるはずの優れたドキュメンタリーが無数の映像に散逸し、埋もれさせることは大きな損失です。

(アジアンドキュメンタリーズ サービス概要より抜粋)

 私は、このチャンネルの、ドキュメンタリー作品と社会に対する熱い思いに心を打たれました。正直、もっと早く知っていれば、という思いですが、毎月990円で配信中の映画が見放題ですので、興味深いものから見ていきたいと思っています。

 そして、少しでも、興味を持つ人が増えれば、との思いで、慣れないブログを始めることにしました。せっかく、社会について考えるドキュメンタリー作品なのですから、たくさんの人が見た方がいいに決まっています。見た作品の感想を、ネタバレしない程度に綴っていきますので、参考にしていただければ、と思います。

 Twitterでは、少しずつ注目されてきているようです。

 

  アジアンドキュメンタリーズのホームページはこちら↓です。

  この社会に生きるすべての人へ。ドキュメンタリーを見てみませんか?